お子さまに英語学習を始めさせたいとお考えの方は多いと思います。
でも、何歳ころになったら始めたら良いのか悩んでいる方はいませんか?
今回はそのお悩み、解決します!
「英語脳」とは
つまり「日本語を介さずに、英語で考え、英語で話す。」ための頭脳のことです。
この「英語脳」、もっとも育つのが2~10歳だと言われています。特に、幼児期は黄金期と言われています。
なぜなら、英語を勉強としてとらえることなく、抵抗なく自然と身につきやすいということに理由があるようです。
親の自分もそれができていたら、あんなに英語で苦労しなかったのに…
と思うと、我が子には早く触れさせてあげたいなと思います。
〈年齢別―言葉の覚え方のめやす〉
赤ちゃん:言葉を音で聞いて覚える
幼児:言葉をビジュアルでイメージできる
小学生以上:アルファベットで言葉を文字として認識する
赤ちゃん時期に始めるのであれば、歌やチャンツを聞かせることが良いと思います。
そのうち、自分から歌うようになるでしょう。正しい発音でなくても、今は直す必要はありません。日本語と同じように覚えていきます。
幼児期のお子さんなら、カルタなどのカードゲームのようなもので遊んでいると自然にアルファベットや単語を覚えられるでしょう。遊び感覚で楽しく!がポイントですね。
その際、発音を聞かせながら行うことをお忘れなく!音と文字を結び付けてあげてください。次の段階につながります。
小学生以上なら、すでに日本語を母国語として認識しているお子さんが多いです。(一般的に10歳ころから母国語は固定されると言われています。)
また、自分の考えや思いを言葉で伝えたいという意欲が増すのもこの時期です。
幼児期に音感主体でとらえていた言葉を文法や読み書きを学ぶことでより理解が深まり、意味が分かるようになって自分の伝えたいことを伝えられるようになります。
もちろん、「環境」も大事であるということは覚えておいてください。(詳しくは「英語を話せるようになるには?」記事を参照ください。)
なぜ、「ゴール」を設定すべきか?
モチベーションを保つのには目標(ゴール)が必要だからです。語学学習は「続けること」が大事です。
お子さまへ求める、お子様自身が目指す「ゴール」は何でしょう?
学校の成績が良くなるように?または、ネイティブ並みに話せるように?
みなさんのお子さまが、社会に出るころには今と大きく変わっていることでしょう。
日本国内においてもグローバル化が進み、英語が使えるのは当たり前のように扱われる企業も今よりももっと多くなると思います。
数年後には小学校で英語が教科化となり、英語学習の低年齢化はますます必要性を増してくると思います。
でも、幼児期のころから、はっきりとした目標を立てて英語学習を始めるお子さんはいないと思います。親の私たちが、子供たちの将来を案じて「始めさせる」のがほとんどです。
そして、「ゴール」はその都度親子で見なおしていきましょう。いずれはお子さま自身が考えて進むべき道しるべとなります。
英語学習の始めどきを考えるときに重要なのは、いつか?というよりも、「方法」と「ゴール」ということがお分かりいただけましたか?目的をもって意欲的に取り組むことが大切です。
英語学習はいつから始めても早くはありません。早ければ早いほど良いと言われます。たくさん英語のシャワーを浴びせてあげましょう。
まずは、お子さまに合った「方法」と「ゴール」を選んであげてください。