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まんまーれ

読み聞かせに最適!人気のおすすめ絵本3選その8

  • 2020

今回も、長く愛される絵本の中から、特に0~2歳くらいのお子さんへの読み聞かせにおすすめな絵本、3冊をご紹介いたします。

どの作品も、子供たちが大好きな動物が登場する絵本です。それぞれ表現の仕方は違えど、動物たちの表情がとてもいきいきと描かれています。

シュールだったり、ユーモラスだったり、それぞれ魅力的な特徴がありますので、記事を参考にお気に入りの一冊を探してみて下さいね!

「いただきまあす」渡辺茂男 文  大友康夫 絵 


いただきまあす(くまくんの絵本)

子熊の「くまくん」が、スープをこぼしたり、フォークでほっぺをさしてしまったりしながら、ごはんを食べようと悪戦苦闘する様子が、ユーモラスに描かれた作品です。

手を上手に使えないくまくんですが、とても楽しそうに食事をする姿が愛らしい。イラストも大変可愛らしく、見ている我々まで楽しい気持ちにさせてくれます。

絵本を読みながら、食事のマナーを身に着けることもできると思いますし、マナーを理解しだしたお子さんの成長をはかる機会も作ってくれそうです。

くまくんのお行儀の悪さが気になる方もいるかもしれませんが、出版社の紹介にもありますように、単にお行儀を身に着けるための絵本ではありません。くまくんのほほえましい姿を楽しみ、共感する作品です。

「ごろごろにゃーん」 長新太 作・画


ごろごろにゃーん(こどものとも傑作集)

海に浮かんだ飛行機に、ゴムボートで乗り付けた猫たちが乗り込むところからお話が始まります。飛び立った飛行機は「ごろごろにゃーんと」音を立てながら飛びたち、猫たちの旅が始まります。

見開きいっぱい、大胆に描かれた絵には、楽しい発見がもりだくさん!魚を食べる猫たちのユーモラスな表情、大迫力のクジラ、飛行機に噛みつく犬など、読むたびに驚きがあります。

旅が終わるまで繰り返される「ごろごろにゃーん」のフレーズは、ついつい口に出して読みたくなってしまう不思議な魅力がありますね。

言葉のリズムが楽しく、ページをめくるたびに驚きや発見がある作品です。想像を膨らませながら、自由な気持ちになって読んでみて下さいね。固くなった我々大人の心もほぐしてくれる、すぐれた作品です。

「みんなおっぱいのんでたよ」木坂涼 文 /木村しゅうじ 絵


みんなおっぱいのんでたよ(幼児絵本シリーズ)

成長し、自分の力で食事をする動物の子どもたちの様子と、お母さんからおっぱいをもらう様子が交互に描かれた絵本です。

ページをめくるたびに、生き生きとした動物たちに目を奪われます。毛皮のやわらかさ、筋肉のしなやかさが伝わってくる、今にも動き出しそうな素晴らしい描写力です。何より、おっぱいをあたえるお母さんのやさしさに満ちた表情、子どもたちの幸せそうな表情が、母子のきずなを感じさせてくれます。

動物によっておっぱいの飲み方がそれぞれ違うことも、発見や驚きにつながるでしょう。ラッコやイルカのおっぱいの飲み方は、我々大人でもなかなか見たことのないシーンです。

母のやさしさや愛情を、そして成長することの喜びや幸せを、動物の親子に託して伝えた、非常にすぐれた作品だと思います。おすすめです!

まとめ


・どの作品も生き生きと描かれた動物が魅力的です!

・楽しくユーモラスな作品は「いただきまあす」「ごろごろにゃーん」

・「みんなおっぱいのんでたよ」は、とてもやさしい気持ちにさせてくれる作品です

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