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読み聞かせに最適!人気のおすすめ絵本3選その5
今回も、長く愛される絵本の中から、特に0~2歳くらいのお子さんへの読み聞かせにおすすめな絵本、3冊をご紹介いたします。
ちょっとした仕掛けのある絵本もありますので、読むだけでなくさわっても楽しめると思います。
また、どの絵本もあざやかな色使いで、赤ちゃんの目でも判別しやすいと思いますよ!
「おててがでたよ」林明子作
小さな男の子が、一人で頑張って服を着ていく内容です。一生懸命服を着ているさまが、たいへん愛らしくほほえましいです。
服を着ながら、おてて、あんよ、あたま、おかおなど、身体の部分の名前を覚えられますよ!
イラストは、子どもの可愛らしさがとても良くとらえられており、読み聞かせする側の私たちも和ませてくれます。また、文章もお子さんの覚えやすい言葉がチョイスされています。
実際にお子さんに服を着せるときや、服を着る練習をする時期には、とくにおすすめの絵本です。お子さんが、自分で着替えをしたがるようになったとの声もあるようですよ!
「ごぶごぶ ごぼごぼ」駒形克己作
ストーリーというよりは、「ぷくぷくぷく」「ごぶごぶ」「じゃわじゃわ」など、水中をイメージさせるような言葉のリズムを楽しむ絵本です。
特徴的なのは、各ページに穴が開いていて、次のページと前のページを部分的にみられるようになっているところです。この不思議な穴が、子供たちの好奇心をくすぐるようです。
イラストはかなりバキッとした色で発色も良く、鮮やかな色彩は見ていて楽しいです。円や曲線だけで表現されたイラストも美しい。
言葉のリズムと色彩を楽しめる、とても楽しい絵本です!
ショッキングピンクの色をした、「おっさん」という名のミミズが、爆発したペンキ工場とクレヨン工場から流れ出る色の洪水を丸飲みし、そして世界が再構築されるという内容です。あらすじを書いていている私ですら、まったくもって意味不明な内容ですが、それがとても楽しい作品です。
独特な色使いと迫力のある構図がとても魅力的で、お話が分からない1歳くらいのお子さんでも楽しく読めるのではないでしょうか。
また、小さなミミズと、そこに隠されている大きな力の対比が、物語に躍動感を生んでいます。オチも意外で面白いですし、最後の文章は泣かせます。幅広い年齢の方におすすめできる楽しい絵本です。ちなみに、某番組でマツコ・デラックスさんも絶賛されていたそうですよ!
まとめ
・どの作品も、赤ちゃんでも楽しめる色づかいや言葉のリズムが用いられています。
・「おててがでたよ」は、語彙を増やすだけでなく、しつけにもつながります。
・「みみずのおっさん」は、赤ちゃんから小学生まで、幅広い年齢で楽しむことが出来ます。