27Jan
新生児の赤ちゃんはただでさえ小さくて弱々しくて、お母さんとしては心配な点が多いでしょう。そのうえ、赤ちゃんの体重が減っていると医師に言われたら、どうしていいのかわからなくなってしまいますよね。今回は、新生児の体重が増えない原因についてご紹介しましょう。
生理的体重減少の影響
実は、生まれてすぐの赤ちゃんは体重が一旦、減少します。これは「生理的体重減少」というもので、母乳またはミルクを飲む量よりも、おしっこやうんち、汗として体外に出す量の方が多いため、一時的に体重が減ってしまう生理現象が起こるのです。ただ、生理現象ですので問題はありません。生後5日ほど経てば、体重も少しずつ増えていくようになります。
母乳を吸うことにまだ慣れていない
赤ちゃんは誰かから教わることもなく、お母さんのおっぱいを吸えるようになります。ただ、最初からうまく吸えるわけではありません。これは哺乳瓶でも同じです。そのため、うまく母乳やミルクを飲むことがでていないと、体重が減少してしまうことがあります。赤ちゃんの体重が増えていかなかったり、減少していたりするような場合は、医師に相談してみましょう。
病気の可能性も・・・
赤ちゃんが問題なく母乳やミルクを飲んでいて、うまく排泄することもできているのに、体重が増えない、または減っていくといった場合は、何らかの病気が潜んでいる可能性が考えられます。赤ちゃんの様子をよく観察するようにして、少しでも気になることがあれば小児科を受診してください。