21Jan
子どもの話を聞いてあげることは、とても大切なことです。小さな子どもほど、起こった出来事や自分の気持ちをうまく話せません。ですが、お母さんに聞いてほしいことはたくさんあるのです。それを「うんうん、そうだったんだね」と傾聴してあげましょう。
子どもの話を聞くことができないのは、どうして?
努力して子どもの話を聞いてあげようとするものの、うまく傾聴できないと悩むお母さんは多いものです。では、どうして子どもの話を聞けなくなってしまうのでしょうか。少し自分に問うてみてください。子どもの話を聞くことを「我慢している行動」と捉えていませんか。また、子どもの話を聞いてあげれば、今度は親の意見も聞いてもらえるようになるといった気持ちがどこかにありませんか。
親に話を聞いてもらった子どもに起こること
親に「話を聞いてもらえた!」と感じた子どもは、モヤモヤした気持ちを持っている自分を理解してもらうことができたのだと感じます。すると子どもは自分の考えていることを整理しやすくなり、自分の悩みを客観的に見ることができるようになります。そこから自分で解決策を見つけ、動くことができるかもしれません。もしその行動で失敗しても、自分で考えた解決策なので失敗を受け入れやすいのです。
子どもの話を聞く時に親がしてはいけないこと
子どもの話を聞く時は、ただ傾聴することに徹してください。親としては解決策を提示したり、アドバイスをしたくなったりもします。けれど、そこで親の意見を押し付けてばかりいると、子どもは自分で自分のことをよく考えないまま行動するようになってしまいます。あくまでも親は、子どものモヤモヤ解消のお手伝いをするというスタンスでいましょう。