3Jan
「2歳」と聞くだけで「=イヤイヤ期」と考えてしまうお母さんは多いのではないでしょうか。イヤイヤ期とは、なぜ起こるのでしょうか。また、このイヤイヤ期は、どのようにして乗り切ればいいのでしょうか。
イヤイヤ期はどうしてあるの?
2~3歳の子どもによく見られる「イヤイヤ期」。何をしても子どもに「嫌だ、嫌だ!」と言われてしまうので、参ってしまうものです。このイヤイヤ期には、子どもの脳、特に「前頭前野」が大きく影響していると考えられています。前頭前野は、自己の目標を達成させるための衝動を抑える機能をもっています。つまり、理性を司る部分です。しかし、2~3歳の子どもの前頭前野は未発達で、自分の欲求を抑えることが難しい時期なのです。
子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切
今お話したように、子どもは脳の仕組みによって衝動を抑えられない状態になっています。子どもも、決してワガママを言いたいから言っている、お母さんを困らせたくて言っているというわけではないのです。子ども自身も、どうしたらいいのかわからない状態なのです。ですので、できる限り、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。「わかったよ、嫌なんだね」この一言だけでも、子どもは安心するでしょう。ただし、他の子どもに迷惑をかけているなどの行動が見られた時は、きちんと目を見て注意する必要があります。
お母さん自身がストレスを溜めないように意識する
お母さんがストレスを溜めないように注意することも、とても大切です。たまにはベビーシッターなどを利用してひとりの時間を楽しんだりするなど、ストレス発散の時間をもちましょう。周りの人に相談をすることも、とても良いことです。
まとめ
・イヤイヤ期はどうしてあるの?
・子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切
・お母さん自身がストレスを溜めないように意識する
イヤイヤ期は「こういう時期もある」と割り切ってしまうことが理想です。とはいっても、なかなかこれが難しいと思うことは、決しておかしなことではありません。お母さん自身がストレスを溜めないように、子どもの前でできるだけ笑顔でいられるように、自分の時間も確保しながら乗り切りましょうね。