20Nov
引っ越しは何かと労力を使いますよね。引っ越し業者選びに各種手続き、そして最も大変なのはやはり荷造りでしょうか。子ども時代も含め数多くの引っ越しを経験してきました。いつも新しい環境で生活することにワクワクしながら引っ越しを楽しんできましたが、乳児連れの引っ越しは本当に大変でした。今回は、乳児を連れて引越しした経験をご紹介します。
荷造りができない!?
子どもがまだ幼い頃に夫の転勤で引越すことが決まりました。子どもはイヤイヤ期で、普段の生活すらままならない状態。荷造りなんてできるんだろうか?と不安になりました。引っ越し業者に頼んですべておまかせというプランを利用しようかとも考えましたが、なかなかいいお値段なんですよね。でも、引越し費用の補助なんてなかったので少しでも費用は抑えたい!ということで自分たちの力でなんとかすることに。
荷造りのチャンスは子どもが寝ているわずかな時間だけ。大きな音はたてないように、夜な夜な作業を続けました。なんとか作業を進めていったのですが、小さい子がいると授乳用品や着替えなど、引っ越し当日までしまえないものがかなりあるということが分かりました。
移動手段はどうする!?
引っ越し当日の移動手段を考えたところ、①飛行機、②新幹線、③自家用車が選択肢にあがりました。結果、わたしたちは自家用車を使って3日掛かりで移動しました。引っ越し当日すべての作業が終了したのはお昼すぎ、そして夕方近くに住み慣れたアパートを出発しました。その日の夜は近くのホテルに宿泊し、次の日は朝から夫婦交代で運転しながら転勤先を目指しました。高速道路をひた走り、3日目の夕食時も過ぎた頃にようやく新居近くのホテルに到着しました。
なぜこのような大変な移動方法をとったかというと、引っ越し当日も夫は仕事で夕方以降の出発予定だったため、自宅からの他の移動手段がなかったからなんです。それに、車で移動すれば陸送代等の費用を浮かせることができるのが最大のメリットです。ガソリン代だけで家族3人が移動できたのですかなりお得です。さらに、新居への荷物の搬入を翌日よりも翌々日にしたほうが料金が安かったので、ホテル代を考えてもお得でした。車を利用したことで大変だった点は、長時間の運転や移動は体力がいることです。それから、子どもたちがずっと座っていることに飽きないようにお話をしたり歌を歌ったりするなどの工夫も必要でした。
移動中の子どものトイレ事情は?
引越し当時、子どもはトイトレ中。オムツは日常的には使っていなかったものの、失敗率もかなり高かったんです。それなのに、プライドなのか「オムチュははかないの!」と全くオムツを履いてくれる気配はなく悩んでいました。結局当日は、オムツ無しで出発することに。何度も何度も確認しながら、水分の摂取量には気を付けて、こまめに道の駅やコンビニなどでトイレへ連れて行きました。苦労のかいあって、なんとか失敗せずに到着しました。