26Sep
絵本を動かしたり、子どもが行動することで物語がすすむ体験型絵本を3つご紹介します。絵本を座って静かに読むことが苦手な子どもや、集団での読み聞かせで盛り上がること間違いなしです!
ふって!ふって!バニー
ふって!ふって!バニー
著:クラウディア ルエダ
翻訳: 二宮 由紀子
うさぎの「バニー」から一緒にスキーをしようと誘われます。だけど、雪が無くてスキーができません。絵本を振って次のページをめくると、雪が降ってきます。傾けたり、逆さにしたり、ジャンプさせたり、絵本を様々に動かします。「たすかった」「ありがとう」「すてきなきぶん」など、バニーは喜んでくれるので、優しい気持ちになれる絵本でしょう。ページ数は多いですが、文字数は少ないので、2歳頃からの子どもでも楽しめます。
よわむしモンスターズ
よわむしモンスターズ
著:のぶみ
NHK「おかあさんといっしょ」のコーナーで放送されていた「よわむしモンスターズ」の絵本です。4種類のモンスターが登場し、拍手に弱い「ハクシュン」や大きな声に弱い「オーゴエ」などが出てきます。子どもでも簡単にできる動作でモンスターがやっつけられるので、張り切って戦ってくれるでしょう。最後には4種類のモンスターが合体し、ある食べ物の形になります。食べ物は食べてやっつけてしまおう!
おおかみだぁ
おおかみだぁ
著:セドリック ラマディエ
絵:ヴァンサン ブルジョ
翻訳: たにかわ しゅんたろう
小さなおおかみが、絵本をめくるたびにどんどん近づいてきます。おおかみを追い払うために、絵本を傾けたり、ひっくり返したりします。「いそいで!」「さぁ、はやく!」などの文章で、おおかみが襲ってくるハラハラ感を読んでいて感じることができるでしょう。シンプルな背景におおかみがはっきりと描かれていて、おおかみの真っ黒い体に子どもは釘付けになるでしょう。