30Apr
よく噛むことは「あいなのだ」、というフレーズを耳にしたことはあるでしょうか。よく噛むことは様々ないい影響をもたらします。子どもの食べる量を気にしがちですが、その食べ方にも注目してみましょう。
「あいなのだ」はなに?
「あいなのだ」はそれぞれの頭文字になります。
〇「あ」はあごへの影響…よく噛むことで顎が発達し、かみ合わせがよくなります。
〇「い」は胃腸への影響…よく噛むことで消化吸収の促進により、満腹感を味わえます。
〇「な」は何でも食べる…偏食せずに色々なものを食べることは口内環境だけでなく、健康に欠かせません。
〇「の」は脳への影響…噛むことで脳の働きが活性化し、記憶力が高まります。
〇「だ」は唾液への影響…噛むことによる唾液の分泌で、虫歯予防になるなど口内環境が整います。
他にもいっぱい!よく噛むことのメリット
「あいなのだ」の他にもよく噛むことはメリットがたくさんあるので紹介します。
〇言葉の発達…よく噛むことで口や顔の筋肉が発達し、言葉の発達にも影響を与えます。
〇アレルギー予防…よく噛まずに飲み込むことで消化しきれないものが、アレルギーを引き起こす可能性があります。噛むことで消化吸収がよくなり、アレルギーの予防に繋がります。
〇免疫力アップ…噛むことで副交感神経が刺激されます。これによりリンパ球が増えるので、免疫力が高まります。
〇ダイエット効果…よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。また、よく噛むことで味覚が発達するので、少ない量と薄味でも満足できるようになり、ダイエット効果が期待されます。
咀嚼回数が少ない現代人
昔の食事に比べ、現代の食事は柔らかくておいしい分、咀嚼回数は減ってきています。よく噛むことで様々なメリットがありますので、子どもへの声掛けはもちろん、親も一緒に噛む回数を意識してみましょう。
まとめ