22Dec
様々なところで行われている救命救急講習会。一度参加しても、時間がたつと意外と忘れてしまう為、今年も参加しました。(今回が3回目)忘れていて、あらためて学んだことなどをまとめてみました。
心肺蘇生
・意識確認方法→大人:肩をたたく、子ども:足裏を刺激
・周囲の人に救急車の手配をしてもらう際は「救急車をよんでください」ではなく「119番通報おねがいします」と伝える。※110にかけてしまうケースが多い為。
・救急車は目的地の建物に到着するまでで平均8分かかっている。救急車到着までに心肺蘇生したことによる回復の割合は71%。(救急隊到着後の心肺蘇生による回復は40%。だいぶ低くなる。)
・「もしもし亀よ、亀さんよ」の歌を気持ち早めに歌う速さで胸骨圧迫を行う。
・舌が沈んでしまう為、気道確保は大切。他の手当てができない場合は気道確保だけしておくだけでも、効果がある場合もある。
・人工呼吸は、病気の感染の可能性がないことがわかっていて、人工呼吸の正しい方法を知っている場合のみ行う。しない場合はひたすら胸骨圧迫を続ける。
AED
・一人で全て行う必要がある場合は、心肺蘇生をする前に自分自身で1~2分でAEDを取りに行ける場合のみ取りに行く。取りに行くのに3~4分かかる場合は取りに行かず、心肺蘇生をすぐにはじめる。
・日本全国AEDマップ(https://aedm.jp/)で自宅付近などのAEDの設置場所を調べておくと良い。ただし、MAPに表示されるのは利用者が限定されていないものに限る。マンション居住者のみ利用できるAEDなどは表示されない。
・AEDは呼吸ができるようになっても救急車到着まではつけておく。(また心肺停止の可能性がある為)