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家族とのWeb面会もあり!コロナPCR検査陽性(無症状)の子どもの入院記録。
無症状ではあるものの、コロナPCR検査陽性となった我が家の子どもの入院時の様子をお伝えします。
入院の部屋での様子・医師や看護師とのかかわり、Web面会について・入院時の困った点や工夫すべき点なども盛り込みました。
また、コロナPCR 検査陰性ではあるものの、濃厚接触者ということで2週間自宅待機となったパパママ兄弟の様子も併せてお伝えします。
小児メインの大規模な病院への入院となった息子。
小学校でクラスターが起きた関係での感染ということで病院につくと、同じクラスの友達が到着していて、同室での入院となりました。
普通の大部屋のようで、同室には他区から入院しているお子さんも一人いたようです。
入院直後に一日の過ごし方に関するプリントにそって説明を受け、トイレやお風呂の場所の説明もあったようです。(6時起床、21時消灯)
おやつにはジョアなども出ていたようです。
基本的には、トイレやお風呂の時間以外は、特に出歩けずベッドの上で過ごしていたようです。
オモチャや勉強道具を持参し、かつ同部屋のお友達と会話ぐらいはできたようなので、暇にはならなかったようです。
また、普段服用させている薬を持たせました。
使い終わってしまった際には新しいものを処方してくれるとの説明を、看護師から事前に受けていました。
・・・が、「元々、当院で処方したものではないので、今回処方できない為、必要であれば追加のものを病院に持参してください。」と医師に言われ、困ったことになりました。
薬に限らず、足りないものが出てきた際などは、基本的に持参する必要があります。
遠方の病院、家族が濃厚接触者となっている際は身動きもとれない為、なおさらのことですが、入院前にしっかりと持ち物の確認されるとよいでしょう。
その他にも、毎度担当がかわる看護師間、看護師と医師間、病院と保健所間で方針の違いがあったり、情報伝達がしっかりされていなかったがために困った点は残念ながらいろいろとありました。
コロナということで病院も保健所も大変な状況ではある為、本当に大切な点は、保護者から念押しで確認をした方が、後々後悔せずにすみそうです。
(どの担当者にいつ、何をお願いし、どのような返答をいただいたかなどメモしておくと、担当者が変わった時におはなしするのにスムーズです。)
とはいえ、こんなにも大変な中真剣にお仕事されている病院や保健所のみなさんには本当に感謝しております!
またこのような状況になったからこそ感じましたが、子どもにも「生活力」をつけさせる必要があると思いました。
いざ一人で生活する時にも、自立して身の回りのことをこなせる力、物事を自分で判断し、困ったことは相手にしっかり伝え助けを求められる力は何歳であっても必要ですね。
子どもを入院させ、身内ではなく他人預けてみて、この点強く感じました。
Google Duoを利用してのWeb面会も可能でした。14時~17時の間で3分ずつです。
「3分は短いな~」と思いましたが、実際に面会してみると、小学生低学年の息子とはなすにはちょうど良いぐらいでした。
また、医師からの状況報告の電話も毎日あり、質問もできました。
幸い無症状のままで入院期間、過ごすことができた為、びっくりするような報告なども特になく終わりました。
息子が入院した日からの2週間は濃厚接触者で陰性となったパパママ兄弟は自宅待機が命じられました。
不要不急の外出はひかえ、買い物もマスク着用の上、まとめ買いかつ短時間ですませるようにとのことでした。
それが決定した日に、保健所の方が手紙をポストに投函してくれていました。
家族分の体温記録表と、ゴミを捨てる際の注意事項、自宅内の消毒・清掃方法についての説明書も入っていました。
濃厚接触者ということでの自宅待機間は朝・夜は自炊、昼だけデリバリーの食事にしました。
株主優待を利用できるものは利用し、かつ配達料のサービスを受けられるアプリなどをさがしだしたりという工夫はしましたが、それでもかなりの費用がかかりました。
体を動かすという点では、子どもに関しては、自宅敷地内の駐車場スペースで遊ぶぐらいしかできない状況でした。
私自身はダンベルなどのグッズを購入し、体を動かす努力はしていました。
濃厚接触者となったパパママは仕事は完全テレワークに切りかえました。
勤務先には「息子のPCR検査の検査日・結果が出た日・息子が入院した日・自宅待機を命じられている期間」についての情報を求められました。
勤務先によっては、自宅待機期間プラス何日さらに待機というところもあるようです。
1年テレワーク生活を送ってきてはいても、完全テレワークはさすがにきつく・・・
自宅待機解除後の出勤時のおそろしい業務量になることが、目に見えています。。。
その為、テレワークでもできる仕事はできる限り前倒しで自宅待機期間中に行うよう調整しました。
とはいえ、繁忙期だった勤務先も含め「お子さんのこと、ご自身の体のこと最優先で」というおはなしはあり大変ありがたかったです。
仕事・仕事以外・学校・幼稚園などの重要予定が、自宅待機期間解除後に全てずれこんだ為、予定がパンパンになってしまいました。
その点も正直に勤務先に伝え、仕事面での調整をできるよう、交渉するのにも気を使いました。
今回はコロナのPCR検査陽性のため、無症状ではあったものの一人で入院した子どもの様子についてお伝えしました。
次回は最終章ということで、保健所に日本財団のタクシーを手配してもらった上での退院についてや、退院後の様々な対応、保険についてのはなしなどをさせていただく予定です。
※あくまでも我が子の一例となります。コロナ感染による症状・保健所・病院によって対応は異なります。
それぞれの担当者に相談の上、適切な対応をとってみてくださいね。