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社会復帰の第一歩!産前のスキルを生かし、期間限定業務を!
妊娠・出産を機に、仕事をやめ、育児に専念してきたママ、意外と多いのではないでしょうか?
そして、一度やめてしまうと、なかなか仕事にもつけない・・・というのが、現状ですね。
私自身もその一人でしたが、今回仕事面でチャレンジしてみたことがある為、ご紹介します。
自分自身が仕事をさがしていたわけでもなく、偶然の出会いがきっかけで、仕事をすることになりました。
それは士業の事務の仕事でした。
「小さな事務所なので、長時間労働してもらう程の仕事量もないので、自宅で手があいている時に取り組んでもらえれば大丈夫なので。」というおはなしがあったために引き受けた仕事でした。
私自身は事業会社での仕事しか経験がありませんでしたが、偶然にも私自身が産前まで関わっていた仕事に近しい仕事でした。
多少なりとも知識がある上での仕事であった為、新しい仕事を一から覚えることにくらべるとハードルも下がり、すんなりとスタートすることができました。
普段からチャットワークやzoomも利用していた為、テレワークでの仕事とはいえ、コミュニケーションをとる際も、そこまでの大変さはありませんでした。
テレワークでの仕事をはじめて半年ほどたった時点で、「少しだけでもいいから、オフィスで仕事をしたいな~」という欲が出てきました。
私自身が働いている事務所では私自身が産前に経験したことがある季節限定業務の仕事はクライアントから引き受けていない状況でした。
同業の知り合いに連絡を取り、「過去に経験はある業務である為、期間限定で働かせてもらえないか?」と問い合わせをしてみました。
毎年、その期間限定業務の担当だけをしてくれるアルバイトを短期で雇っているとのことで、そろそろ募集をかけようと思っていたタイミングとのことで「ぜひ、一度オフィスに来てください。はなしをしましょう。」ということになりました。
もちろん、現在お世話になっている先生にも「通常業務に支障が出ないように配慮はする」「業務の幅を広げる意味でも他のところでの業務を期間限定でさせてもらいたい」と伝えた上で、面談に行きました。
そして、実際にその時期に仕事をさせてもらうための手配もできました。
3週間の期間限定の仕事ということで、極力、プライベートの予定などもその期間は減らすようにしました。
8年ぶりのオフィスでの勤務ということで、精神的にも疲れることは想像がつきましたし、育児と両立させる必要があることを考える体力面の心配もありました。
子どもたちも協力してくれて、平日の習い事を休日に振り替えをしてくれた為、送迎の負担も減らすことができました。
今まではあまり平日に利用することはありませんでしたが、この期間は、デリバリーの食事のサービスも週に一度は利用することにしました。
そのための割引クーポンなども入手しておきました。
私自身が依頼をしたわけではありませんでしたが、主人もこの期間中は、子どもの幼稚園の送迎ができる日は協力してくれた点はありがたかったです。
新しい業務にチャレンジしたというわけではありませんでしたが、家ではなくオフィスで働くということに新鮮味を感じました。
以前は部下に指示を出す立場であったけれども、今は指示を出してもらう立場ということであらためて感じるものもありました。
PC操作をはじめ、仕事をしていく上でのコツなども実際にオフィスで一緒に仕事をしてみてこそ、わかる発見もありました。
8年も仕事をしていないと、いろいろと進化している部分もあった為、新たなちょっとしたスキルを身に着ける良い機会にもなりました。
勤務開始前の30分や、勤務終了後の30分など、時間に余裕がある日は、チェーン店のカフェでの勉強の時間も作りました。
普段は利用しない時間帯だった為、普段目にしたことがない光景なども目にすることができる日もありました。
(例:近隣の公立小学校高学年の子どもがカフェで学校の宿題をしてからランドセルを背負って登校する様子など。)
そして、一番よかった点は、小学生の息子が学校に登校する時間に合わせて家を一緒に出られる日があったことでした。
途中まで一緒に歩き、途中で別れましたが、息子が途中でまわりのお友達に声をかけられたりする様子も見ることができました。
ちょっとした自分自身の勇気と調整により、期間限定の仕事を引き受けることは可能だということをご紹介させていただきました。
長期は難しいものの、期間限定であれば、外で仕事ができるという方はぜひ挑戦してみてくださいね。
そういったことの積み重ねで、ご自身もご家族も慣れてきて、徐々に仕事に出られるようになるかもしれません。
私自身も第二子が小学校に入学し慣れるまでは、無理のない範囲で、こういったスタイルでの仕事を続けていければと考えています。