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子どもの共感力を育てたい!おうちでどんなかかわりしたらいい?

子どもには、思いやりのある子に育ってほしいなと常々思います。それに必要なのが「共感力」。お友だちの意見や気持ちなどにその通りだと感じたり、同じ思いを抱いたり、相手の気持ちを推しはかる力のことです。様々な考え方、価値観が多様化している現代において、共感力はますます重要視されてきています。今回、おうちで子どもの共感力を育てるための、まわりの大人が出来る取り組みについて3つ紹介したいと思います!

子どもの話を否定せず聞き、思いに共感してあげる

共感力を育てるために大事なことのひとつに、子どもの話を否定せずそのまま聞いてみる、というのがあります。楽しかったこと、いやだったことなどいろいろあるでしょう。なかには、思わず正論や正解を言ってしまいそうなこともあるかもしれませんが、まずは子どもの話を否定せず最後まで聞きます。さらに、「○○って思ったんだね」と子どもの気持ちに共感してあげます。共感することで、子どもは自分に共感してくれたという経験が積め、逆の立場になったときに相手に共感してあげられるようになります。

物語の登場人物の思いを想像する

絵本やアニメーションなどの作品に出てくる登場人物の気持ちをいっしょに想像してみることで、共感力が育ちます。「○○はうれしいかな?悲しいかな?どうしてそう思う?」「○○ちゃんだったらどうするかな?」など、気持ちを想像したり、自分だったらどうするか自分に置きかえてみたりする体験をしてみましょう。ここでも子どもの意見は否定せず、大人が答えを誘導するようなことも避けることが大切です。このような経験を何度も繰り返していくことで、他者の気持ちを想像し共感する力が育ちます。

子どもの気持ちを言語化し共感する

目に見えるものだけでなく、目に見えないひとの気持ちや心の状態について、子どもが感じていることを大人が言語化しましょう。楽しかったことやうれしかったことだけでなく、つらいこと、悲しいこと、いやだったことなど、負の感情ももちろん言語化することが大事です。この取り組みを日頃からおこなっていくことで、子どもは感情をことばにすることがスムーズにできるようになり、同時に自分の気持ちをわかってもらえた、共感してくれたという喜びにつながります。さらに、感情表現がゆたかになることで、身近な家族やお友だちなどの感情にも敏感になり、他人の気持ちを想像できたり共感したりできるようになります。

まとめ

・子どもの共感力を育てるための、おうちでの取り組み3つ紹介しました

・日々の取り組みで共感力UP!

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