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まんまーれ

冷やして時短煮物をつくろう!

  • 2022

毎日の献立の中で、煮物を作りたいけどなかなか味がしみるのに時間がかかるし、そんな時間もない…ということはありませんか。早くから作れたらよいのですが、日々忙しくしている中で、作り置きしておく余裕がないことも多いでしょう。また、急ごしらえでなんとか作ってはみたものの、翌日になると味がえらく濃くなってしまっていることはありませんか?

そこで、じっくり冷めるのを待つのではなく、物理的に冷やして「時短煮物」を作る方法をお伝えします!筑前煮やひじきの煮物、五目豆など、味がしみこむ時間を短縮できるのはとても助かりますよ!

 
 

煮物に味がしみる仕組み

煮物は「冷めるときに味がしみこむ」といいますよね。煮物に味がしみるのは、「拡散」という現象によります。これは、濃度の薄い素材(まだ味の付いていないもの)に、濃度の濃い煮汁の調味料が移動するからです。特に、食材の温度が40度から50度のときに味がしみやすい(調味料が移動しやすい)といわれています。おでんなど、前日から作っておいたほうがおいしいのはこのためです。

 
 

時短煮物は、冷やそう!

いつもの煮物を作ったら、フタを外して、ホイルやクッキングシートなどを上に敷きます。冷ます際に大きめのたらいやボウルなどに水を張り、鍋ごと冷やすのです。氷水を貼るというやり方もあるみたいです。何度か水を替えたり、煮物をボウルに移し替えて冷やすと、さらに早く冷めると思います。こうすることで煮物に早く味がしみるので、食べるときにはちょうどよい味付けになってくれます!時短にもなるおかげで、煮物を作る頻度が増えました(ホイルやクッキングシートを置かず、鍋にフタをしたまま冷やすのでもよいですが、敷いた方が、味がしみるのが早くなるそうです)。

この時短煮物のやり方をネットで見つけてから、実家の母と妹に話してみたところ、すでに母と妹はやっていたみたいです。母は、寒い時期には早く冷めるようにと屋外に出すこともあるそうです。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこのやり方を最近知って、とても画期的で感動しましたので、ぜひこちらでシェアさせていただきたいなと思いました!

 
 

冷やすのはとても便利です

ついこの間娘が体調を崩しまして、一人だけおかゆとか雑炊といった日がありました。そんなとき、できあがったけどまだ熱いしなあ…というときにも、鍋ごと水を張ったたらいで冷ますというのは便利でした!中のおかゆをグルグルしながら冷ましました。離乳食やスープを冷ますのにもよいですね。

実家の母は麦茶を作って冷やす際にも、「熱交換の原理よ」と言いながら、麦茶パックを箸でつかんでグルグル回しながら、外の水を何度か替えて冷ましていました。

時間をみて早めに作っておくというのが日々の中で難しいとき、時短にもなりとても便利ですよ!ご存知の方も多いかもしれませんが、ぜひ使ってみて下さいね。

 
 

まとめ

煮物を早く冷まして時短で味しみさせる、という方法について紹介しました。時間がないときなどとても便利です!また、味がしみる話とは変わりますが、水を張ったたらいで冷ますのは、できあがった熱々のものを冷ましたい場合や麦茶などに仕えてとても便利です。ぜひ試してみてくださいね!

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