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考えないで、感じる。長新太さんのおすすめ絵本3選
今回は、イマジネーションと遊び心に満ちた絵本作家、長新太さんのおすすめ絵本を3冊ご紹介します。
長新太さんの絵本の世界へ、どうぞおはいり下さい!
「キャベツくん」と、キャベツくんを食べたいと思っている「ブタヤマ」さんのかけあいがとても楽しい一冊です。
おなかがすいたブタヤマさんは、「キャベツ、おまえをたべる!」と息巻いています。
でも、キャベツくんは動じません。
ブタヤマさんがキャベツくんを食べたら、こうなる!
次のページに現れた七変化に、「ブキャ!」というブタヤマさん。
親子でページをめくるワクワク感が楽しめます。
絵がとてもかわいくて、そして長新太さんらしいユーモラスさを兼ね備えた絵本です。
どろにんげんが、ある日「大きな大きなおいも」を掘りました。
そこへ、おいもが食べたいと言ったタコさんが海から上がってきて、取り合いになりますが、どろにんげんのアイデアで「大きな大きなおいも」を転がしながら火山まで運びます。
「ごおー!」という火山から噴き出す火に、おいもを置くと…
予想できない展開の面白さが、長新太さんの絵本の魅力といってもいいでしょう。
こちらは親子でかなりツボにはまった絵本で、図書館で何度も借りて読みました。
そのうち、自宅にも置いておきたいなと思っています!
この本は図書館で借りて、子どもがとても気に入った絵本のひとつです。
ハンバーグとハンバーグがじゃんけんするのですが、そのときに「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃハンバーグ―」というセリフが大好きで、子どもと声を合わせて読んでいたことが懐かしい一冊です。
長新太さんが亡くなられる前に残された絵本の下書きを、和田誠さんが色付け・デザインを担当し仕上げた作品になります。
残念ながら現在絶版とのことで、中古本か、図書館での貸し出しになりますが、ぜひ一度読んで欲しい絵本です!
長新太さんの絵本は、ほのぼのとしたイラストと、先の読めない展開にいつもドキドキワクワクして、あっという間に絵本の中に引き込まれてしまいます。
絵本は頭で読むのではなく、その世界を感じることが大切といいますが、長新太さんの絵本は特に「考えないで、感じる」ことが大切だなと実感させられる絵本だと思っています。
他にも多数の作品がありますので、ぜひ長新太さんの絵本を味わってみて下さいね!