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妊娠中は何を食べたらいいの?おすすめ食事セレクト!
食事バランスが良くないとされる現代人。忙しくサッと済ませてしまったり、無理なダイエット、野菜自体の栄養価の低下など、原因は多岐に渡ります。
そんなご時世の中、特に妊娠中は大切な赤ちゃんに栄養を与える重要な期間です。何が良くて何が良くないかをまずは知ることから始めましょう。
赤ちゃんのためにも、自分自身の体調を良好に保つためにも、バランスのとれた食事を摂っていきましょう。
妊娠中に大切な栄養素、逆に注意が必要な食材など、妊娠中の食事について紹介します。
【葉酸】
細胞や血液を作る大切な栄養素です。18歳以上の女性では1日に240ugの摂取が推奨されてます。妊娠初期は胎児の心臓や神経、脳などの重要な器官が作られる大切な時期ですので、サプリメントでも補って1日400ugの摂取が奨められてます。
効果としては、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを軽減する、胎児や乳児の成長を促す、妊娠中のママの貧血予防など、妊娠中は特にとても大切な栄養素となります。
ほうれん草やモロヘイヤなどの青菜類、ブロッコリー、枝豆、かぼちゃ、いちご、バナナ、その他、納豆や焼き海苔にも含まれてるので手軽に食事に摂り入れやすい栄養素となります。
【タンパク質】
代謝アップや理想的な体型を保つためにも重要ですが、妊娠中はより大切な役割となります。胎児の体を構成する主成分で、筋肉や血液を作ってくれます。
良質なタンパク質を意識して妊娠中の食事に摂り入れていきましょう。
タンパク質は多くの方がご存知の通り、肉、魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれてます。豆腐や納豆、チーズなど、こちらも比較的日々の食事に摂り入れやすいかと思います。
【ミネラル】
鉄分やカルシウムなど、妊娠中のみならず貧血や骨粗しょう症など女性にとっては常に意識して摂取したい栄養素ですね。
妊娠中においても、鉄分は赤ちゃんの血液を作り、カルシウムは赤ちゃんの骨を作ってくれます。
牛乳、乳製品、レバー類、小松菜、牡蠣などに含まれ、こちらもチーズ、ヨーグルトなどは食事以外でもちょっと小腹が空いた時などに摂取しやすいですね。
【食物繊維】
整腸作用のある食物繊維は、こちらも妊娠中のみならず摂取していきたい栄養素ですね。
いも類が代表的で、里芋や長芋、さつまいもなど妊娠中の食事に摂り入れていきましょう。
【アルコール・カフェイン】
もちろん良くないイメージがあるかと思います。妊娠中のアルコール摂取は、胎盤を通して赤ちゃんに届き、胎児の成長や発達に影響を与える可能性があります。
コーヒーなどに含まれるカフェインも胎児の発育が阻害される可能性がありますので、撮り過ぎに注意しましょう。
【生肉・生魚・生卵】
妊娠中の母体は免疫力が低下してます。生物からの寄生虫や菌の感染リスクがあり、赤ちゃんに先天性の障害をもたらす可能性があるため、摂取は控えましょう。
バランス良く栄養摂取をしたい妊娠中は、サプリメントを活用することも有効です。活性酸素を除去し、免疫力を高め、必要な栄養素を存分に補ってくれます。
良質なサプリメントを選ぶことや、単剤摂取でなくマルチビタミン&ミネラルをまずは摂取して、その上で上記に挙げた必要な栄養素をさらに補うと良いかと思います。
いつもなら何気なく食べてるもの、好きなものでも、お腹の中の赤ちゃんのために食事改善が求められる妊娠中。一人で耐えるのでなく、ご主人に一緒に頑張ってもらうのも良いかと思います。
また、過度なダイエットも控えましょう。大切な赤ちゃんの発育にとって、妊娠中の食事はとても大切です。
しっかりと意識してバランスの摂れた栄養摂取をして、元気な赤ちゃんが産まれてくることが楽しみですね!