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魔法の絵本!寝かしつけ絵本・おやすみロジャーとは?
以前、話題になった“おやすみロジャー”という絵本をご存知でしょうか?
この絵本を読み聞かせてあげるとあっという間に子供が寝てしまうという驚きの寝かしつけ絵本なのです。
なぜ子供がすぐに寝てしまうのか、この本の秘密をまとめていきたいと思います。
おやすみロジャーとはスウェーデンの大学講師カール=ヨハン・エリーン著の「読むだけでお子さんがすぐ眠くなる!眠る!」という絵本です。
ただの絵本ではなく、「心理学的効果」を使って睡眠欲をかきたてるという素晴らしい絵本です。
世界的なベストセラーで日本でも1万部売れたらヒットという絵本の世界で発売して3カ月で50万部突破するという大ベストセラーです。
「王様のブランチ」や「めざましテレビ」など様々なテレビ番組でも紹介されてきました。
サイズはB5でオールカラー32ページです。
そんなおやすみロジャーのあらすじを紹介していきたいと思います。
《あるところにロジャーといううさぎの男の子がいました。
ある日、兄弟たちがみんな寝てしまったのにロジャーは全く寝付けませんでした。
そこで、ロジャーはお母さんに相談します。
するとお母さんはいつでも眠らせてくれる“あくびおじさん”のところにいきましょうと提案しました。
そして、ロジャーと「絵本を聞いてるお子さん」はあくびおじさんのところへ向かいました。
ロジャーは無事に眠りにつくことができるのでしょうか?》
おやすみロジャーを読んでみると、同じ言葉を繰り返していたり、子守唄や催眠術のようなイメージをうけます。
というのも、この寝かしつけ絵本には子供が眠くなるように3つの心理学も利用しているからなのです。
①「自立訓練法メソッド」
過度に緊張してしまう人がリラックス方法を覚える際に行うイメージ療法
②「アフォメーション効果」
願望を実現するために繰り返し一つの文を口に出して唱え、潜在意識の力を引き出す方法
③「ミラー効果」
信頼している人の行動を自然に真似してしまう現象
こんなに心理学を利用しているから寝かしつける効果が絶大なのですね!
絵本だけでなく、CDブックの発売もしています。
水樹奈々さん、中村悠一さんによる朗読が収録されていて、CD1枚で2通りのおやすみロジャーが聞くことができます。
子供だけでなく大人にも効果があるといわれていますので、寝づらい方にはこちらもおすすめです!
以上が、おやすみロジャーについてでした!
注意書きには運転中の方の隣で読まないようにしましょうと書いてあり、その寝かしつけ効果の高さが見受けられますね!
3~7歳の子が対象の絵本ですが言葉の意味がわかり、物語の雰囲気がわかるようになってからのほうが寝かしつけ効果が出やすいそうですよ!