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まんまーれ

妊娠初期の帯状疱疹体験記

帯状疱疹は水痘と同じウイルスが原因で起こる感染症です。子どもの頃に水痘に感染したことがある人でも、免疫が低下した時に潜伏していたウイルスが活性化することにより、帯状の発疹がでることがあるのだそうです。

 
 

前兆は脇の痛み

①

帯状疱疹が出る数日前から脇の痛みが気になっていました。始めはそこまで強い痛みではなく腕を動かしたときなど、ふとした時に痛みを感じる程度でした。徐々に症状は進み、明らかに脇の下から胸の横にかけて触るだけで痛みを感じるように。当時妊娠10週目だったので、妊娠によって乳腺が発達してきた痛みなのだろうか、それともまさか乳ガンだろうか、などといろいろな考えがめぐりました。

 
 

帯状の発疹

②

お風呂に入ろうと服を脱いでふと鏡を見てみると、鎖骨の下と脇から胸にかけての2ヶ所に帯状の発疹ができているのを見つけました。長さはそれぞれ5センチ程度で、触るとチクチクとした痛みがありました。

発疹の形状からしておそらく帯状疱疹だろうと思い、すぐに産婦人科に電話をして症状を説明しました。するとやはり帯状疱疹の可能性が高いので、内科か皮膚科を受診するようにとのこと。すでに夜の時間帯だったのすが、すぐにでも受診したほうがいいので夜間救急に行くことを勧められ、そんなにも大変な状態なのかと少し怖くなったのを覚えています。

 
 

帯状疱疹の治療

③

夜間救急を受診しましたが診断は確定せず、翌日改めて皮膚科を受診するよう言われました。翌日、皮膚科の先生は発疹を一目見るなり「帯状疱疹ですね」とあっさり。妊娠によって抵抗力が落ちたため発症したのだろうとのことでした。

一番気がかりだったのは赤ちゃんへの影響だったのですが、「そんなに心配しなくても大丈夫でしょう」とのことでした。ウイルスがお腹の赤ちゃんにも感染したらどうしようなどと不安でいっぱいだったのですが、医師から大丈夫と言ってもらえたことで少しホッとしました。

妊娠中は飲み薬が使えないので、塗り薬と光線治療を行うことに。当時、上の子が2歳前だったのですが、患部に光線を当てるためベッドに横になっている間、足元にちょこんと座って終わるのを待っていてくれました。

 
 

まとめ

帯状疱疹は、発疹が出ている間は上の子に水痘がうつる可能性があるということで細心の注意が必要です。特にお風呂のときなどに上の子が患部を触ることで感染しやすくなると言われているので、ガーゼを貼って予防したり、夫に仕事から早く帰ってきてもらいお風呂に入れてもらうなどして対応しました。中には、小さいうちに水痘にかかってしまった方が大人になってからかかるよりも軽くすむからという理由であえてうつしてもいいのでは、という人もいました。しかし、やはり小さな我が子に苦しい思いはさせたくないと思い、それはしませんでした。結局、数日おきに通院し2~3週間で完治。弱っている時にかかりやすいと言われる帯状疱疹、皆さんも妊娠期には十分に注意しましょう!

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