“はいはい”や“ずりばい”が始まった頃の赤ちゃんはどんな物でも拾っては口に運んでしまいます。げほげほしていると思ったら、とんでもないものが口の中に含まれていて、ひやっとしたママも少なくないのではないでしょうか?今回はもしも、赤ちゃんが落ちているものを飲み込んでしまった時の対応についてまとめていきたいと思います。
まずは赤ちゃんの口についてご説明していきたいと思います。赤ちゃんの口の大きさは、だいたい36カ月くらいでトイレットペーパーの筒くらいと言われています。なので、トイレットペーパーの筒よりもひとまわりくらい大きいものはそこまで心配しなくても大丈夫です。微妙な大きさのものはトイレットペーパーの筒で大きさを確かめてみるのもおすすめです。
赤ちゃんの中でも特に誤飲が多いと言われているのが1歳頃です。次いで0歳、3歳が多いようです。自分で動けるようになり、何にでも興味を示してしまう1歳前後は特に気をつけましょう!誤飲をした場合は以下の症状が目立ちますので、見逃さないようにしましょう!
~赤ちゃんが誤飲した場合の症状~
・突然泣き出す
・激しくぐずる
・吐く、吐きそうになっている
・呼吸が苦しそう
・顔色が悪い
このような症状などが現れますので、ちょっとした変化を見逃さないようにしてあげてくださいね!
たばこ、ビー玉、硬貨、小さいおもちゃ、袋、薬など赤ちゃんが誤飲しやすいものはとてもたくさんあります。もしも、赤ちゃんが誤飲してしまった場合の対処法をご紹介していきたいと思います。
【誤飲により軌道がふさがってしまっている場合の対処】
もしも、誤飲してしまったものが大きい場合、軌道がふさがり、呼吸できなくなってしまう場合があります。命にかかわるので、すぐに救急車を呼び応急処置を行うことが必要となります。救急車を呼んでいる間にママができる応急処置で、“背部叩打法(はいぶこうだほう)”というものがあります。
やり方を以下に書いていきたいと思います。
~背部叩打法~
①手で子供の頭と首を固定し、前腕にまたがせてます。
②頭が下向きになるように支えます。
③背中の真ん中を平手で4~5回叩きます。
これはいくつかのうちのひとつの対処法です。
他にもいくつか応急処置の方法があるので、動画などを一度確認しておくことをおすすめします。
【すぐに吐かせなくてはいけないもの】
赤ちゃんが誤飲した時に一刻も早く吐かせなければいけないものがいくつかあります。代表的にはたばこ・薬・化粧品・台所用の洗剤・整髪料などです。これらを飲み込んでしまった場合は、水か牛乳を飲ませてから吐かせましょう。水や牛乳を飲ませるとにより毒が薄まり、胃からの吸収を少なくさせることができます。ただ、衣料用の防虫剤(ナフタリン)の場合は牛乳の使用は絶対にしないでください!吐かせたら、すぐに病院に行きましょう。
【吐かせずにそのまま病院へ行くもの】
ものによっては吐かせない方が良いものもあります。どんなものか箇条書きにしていきたいと思います。
~吐かせずに病院へ行く方が良いもの~
・マニキュア
・殺虫剤
・石油類
・トイレの洗剤
・液体の蚊取り
・カビ取り剤
・ガラス
・針
以上のものは吐かせずに早急に病院へ連れて行ってあげましょう!
以上が赤ちゃんが誤飲した時の対処法でした。どんなものを飲んでも、一応病院に連れて行ってあげましょう。特にボタン電池などは、時間が経ってしまうと胃の中で有害物質を放出してしまうので、気をつけてください!ママはなかなか目が離せませんが、かわいらしい赤ちゃんを守るためにがんばりましょう!
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