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脳の発育に効果的!!アラキドン酸入り粉ミルク紹介

日に日に成長していく子どもの姿を見るのは、お父さんお母さんにとって一つの喜びだと思います。

特に、生後1年間での脳の発達はめざましいものがあります。そのため、赤ちゃんの時期に脳にいい食べ物を摂取することは、脳の発育に非常に効果的です。

固形物を摂取できないこの時期は、主にお母さんの母乳から多くの栄養素を受け取っています。その中でも、特に脳の発達を促す重要な栄養素として、DHA(ドコサヘキサエン酸)とアラキドン酸があげられます。

最近では、2000年に発表されたアメリカの研究で、DHAとアラキドン酸を加えた粉ミルクを飲んだ赤ちゃんは、無添加のものやDHAだけを加えたミルクを飲んだ赤ちゃんよりも、記憶力、問題解決能力、言語能力等が発達していることが認められたそうです。

さらに、1歳未満の赤ちゃんでは、体内でアラキドン酸を合成する力が弱いため、国連食品規格委員会は乳児用粉ミルクに、アラキドン酸を配合することを推奨しています。これを受け、国内においても粉ミルクにアラキドン酸を添加したものが販売されています。

アラキドン酸ってなあに?

必須脂肪酸(オメガ脂肪酸)の一つ


アラキドン酸は、近年脳に大切な栄養素として注目されている「オメガ脂肪酸」のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)と並び、必須脂肪酸の一つです。

脂質は主に、体のエネルギーとなり、体を作る細胞膜や血液、ホルモンなどの材料となる大切な成分と言われています。

脳の神経細胞の細胞膜を作っている


アラキドン酸は、体を作る成分として全身に存在します。特に脳の神経細胞の細胞膜を作っているのがアラキドン酸です。そのため、アラキドン酸が不足すると、脳の活動にも影響を及ぼすと言われています。

また、体内でアラキドン酸を作ることはできますが、高齢者や乳幼児はその働きが弱いために、十分な量を合成できないとも言われています。

脳を活性化させる効果がある


脳の中には、数多くの神経細胞があります。

例えば、物を考えたり覚えたりするときに、この神経細胞の数と結びつきの良さが重要だと言われています。神経細胞の結びつき(情報伝達力)が強く早いほど、脳の働きは活発になり、記憶力もよくなります。

この情報伝達力を支えているのは、神経細胞の細胞膜の柔らかさであり、これを作っているのがアラキドン酸だそうです。

摂りすぎには注意


アラキドン酸は、子どもに限らず大人にも重要な栄養素です。

現代においては、日本人の食生活の変化にともない、アラキドン酸の摂取量はこの50年で4倍になっていると言われています。

アラキドン酸の摂りすぎは、大腸ガンや前立腺ガン、皮膚ガン、動脈硬化、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こす可能性があるとされているので、注意が必要です。

アラキドン酸が含まれる粉ミルク紹介

育児中母乳が出なくなったり、母乳のかわりに粉ミルクで育てる家庭もあると思います。

現在ではアラキドン酸入りの粉ミルクも市販されているので、粉ミルクを選ぶ時には注目したいポイントになります。

アラキドン酸の成分量については、母乳に含まれる成分量を参考に調整されているようです。

最後に、市販されているアラキドン酸入りの粉ミルクを2つ紹介します。

明治 ほほえみ


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森永 はぐくみ


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状況に合わせて、アラキドン酸入りの粉ミルクとそうでない粉ミルクを使い分けるのもいいですね。

まとめ

・アラキドン酸は脳の発育に非常に効果的!!

・アラキドン酸には脳を活性化させる効果があります。

・アラキドン酸入りの粉ミルクが市販されているので、活用しましょう!

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