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まんまーれ

寒い時期の、子どもの重ね着・衣類調節について

  • 2023

寒かったりそうでなかったり、寒波がきたかと思えば穏やかな日もあったり…。またお出かけの際には寒い屋外から暖かい室内へ入るなど、子どもの衣服の重ね着どうしたらよいかなと悩む方も多いと思います。子どもは自分で暑さや寒さを感じることが難しく、また年齢によっては言葉で伝えることが難しい場合もあります。風邪を引かせたくないけど、かといって厚着しすぎもどうなんだろう…。そこで今回は、子どもの重ね着の方法や、暑がっているか・寒いのかのチェック法、避けた方がよい衣類や「3つの首をあたためること」などについてもお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧ください!

子どもの重ね着の方法

皆さんも聞いたことがあると思いますが、子どもは大人よりも体温が高く、また代謝がよいため、基本は「大人よりも1枚少なく着せる」くらいがよいといわれています。厚着させすぎることで発汗し、体の冷えにもつながってしまうので、厚着しすぎないように注意しましょう。ただ、極度に寒い日やじっと座って長時間寒い中過ごさないといけない場面など、状況によっては無理をしないようにしてくださいね。

重ね着の基本としては、まず「長袖のTシャツに肌着」です。肌着は必ずズボンなどの中に入れて、お腹をひやさないようにするのが大事です。その上に寒いようならカーディガンやトレーナーを着るなどしましょう。動きを妨げないベストもおすすめですね!外遊びの際、寒いようならアウターを着て、子どもが動き回って暑がったりした際は脱ぐなどして調節が必要です。

暑いか寒いかの見極め方

子どもの重ね着で「暑いのかな?寒いのかな?」とわからなくなってしまうことありますよね。簡単なチェック方法を紹介します!

まずは、暑いかどうかは首元から背中に指を入れてみましょう。子どもが暑がっているときは汗でベタベタしている場合で、背中がサラサラしていたら問題ありません。次に体が冷えていないかのチェックです。手足が冷えているのはさほど気にしなくて大丈夫で、チェックする部分は体の胴体部分(お腹や背中など)を触って確かめます。ここがもし冷えているのであれば、体の内側から冷えていることになり、健康上にも好ましくありませんので、1枚多く着せたり、温かい飲み物をとったりするなどして体を温める必要があります。

このようなものは避けた方がよいでしょう

①機能性インナー…吸湿して発汗する機能性インナーが多く出回っていますね。このインナーは、汗をかいたことにより発生した水蒸気を、特殊加工された繊維が吸収して発熱する、という「気化熱」を利用したものになりますが、子どもに着用させることで体があたたまりすぎてしまい、体に熱がこもることになってしまいます。また、汗をたくさんかくことで体が逆に冷えてしまう原因にもなります。さらに機能性インナーはあせもやかぶれを引き起こすこともありますので、肌着は必ず綿100%のものを選ぶようにしてくださいね。

②タイツ…赤ちゃんや小さい子どもは手足で体温の調節をおこなっています。足下をすべて覆ってしまうタイツは、履いている際は体温調節がしにくく、脱いでしまうと足全体が冷えてしまうのでおすすめしません。お出かけの時などずっと外にいる際はよいかもしれませんが、室内では特に、子どもは裸足で過ごすのがおすすめです。裸足は脳の発達を促したり、土踏まずの形成や免疫力を高めたりするといわれています。タイツよりはレギンスと靴下という組み合わせにすると、外出時は靴下を履き、室内では裸足になるといった調節が可能になります。レッグウオーマーを活用するのもよいですね。

寒さには「3つの首」をあたためる

寒い屋外で過ごしたりする際など、場合によっては防寒が必要となってきます。その際は「首・手首・足首」の3つの首をあたためましょう。首や手首、足首には大きな血管があり、そこをあたためることで冷えすぎを防ぎ、寒さを和らげるといわれていいます。首回りは、ネックウオーマーやタートルネックのカットソーで首を保護することで、安心感がありますね。手首は手袋、足首は長めの靴下やレッグウオーマーを活用しながら防寒しましょう!

まとめ

子どもの重ね着のやり方、暑がっているか・寒がっているかのチェック法、避けた方がよい衣服や「3つの首をあたためる」防寒方法などについてお伝えしました。「暑いから脱ごうか」「寒いから着ようね」など、お子さんといっしょに衣服の調節ができたらいいですね。

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