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マスク生活の今こそやってほしい!子どもの滑舌トレーニング法5選
マスク生活が長引いていますね…。口まわりの筋肉を使う機会が減ったことで、口まわりの筋肉の衰えが指摘されていますが、このことは成長段階である子どもの滑舌にも少なからず影響します。マスクをしていると、口がすっぽり布で覆われているためどうしても口への意識が薄くなってしまいがちですよね。マスクでお互いの表情が見えにくいことに加えて、何を話しているか相手に伝わらないことは、行き違いを生んでしまうこともあります。こういう時だからこそ、滑舌よく話すことはとても大事だと思います。今回、子どもの滑舌トレーニングとしておすすめの取り組み「よくかんで食べる・早口言葉・吹くおもちゃ遊び・舌の体操・ガムトレーニング」を紹介します!
ご飯を食べる際にたくさんかむことは、顎や口まわりの筋肉をたくさん使います。滑舌をよくすることにもつながりますので、日頃からご飯をよくかんで食べられるようにしましょう。また、スルメや昆布、干し芋など、顎をたくさん使う食べ物をおやつにするのもおすすめです。食パンよりもフランスパンのようなバケットもいいですね!
早口言葉は、皆さんもご存じの通り、正確に発音しにくいものや語呂が良く面白い一連の決まり文句などを、間違えずに早く言う言葉遊びです。こちらの早口言葉をお子さんと言い合いっこするのも、滑舌トレーニングになりますね。はっきりと正確に発音するのがポイントですので、発音をごまかしてしまうと滑舌トレーニングになりません。その場合は、ゆっくり読むことでもじゅうぶん効果があるそうです(スマホで自分の声を録音して聞いてみるのもよいかもしれません)。有名な早口言葉や、声優や俳優、アナウンサーを職業としている方が発声練習や滑舌トレーニングとして使っている「外郎売の口上」もおすすめです!
吹くおもちゃで遊ぶことは、口まわりの筋肉を鍛える滑舌トレーニングだけでなく、腹筋や肺などの機能も鍛えられます。滑舌よく話すためには、呼吸や息の流れもとても大切です。一番わかりやすいのが、「さしすせそ」を発声するときの腹筋や呼吸の流れでしょうか。遊びながらこれらの機能向上をめざして、トレーニングしましょう!
・ラッパやハーモニカ、吹き戻しなどのおもちゃで遊ぶ…吹き戻しとは、お祭りなどにある、吹いたらビヨーンと伸び縮みする昔懐かしのおもちゃです。100均にもありますし、通販などで肺活量トレーニング用の器具も販売されていますよ。
・シャボン玉で遊ぶ…楽しいだけでなく、息を長く吐く練習にもなりますね。
・風船を膨らませる…これはほんとに口まわりの筋肉痛くなります。肺も鍛えられそうです。誕生日の飾り付けに風船をひたすら膨らませて飾り付けなどもいいですね!
舌は、口を閉じた状態で、舌が上顎にべったりとついているのが正常な舌の位置といわれています。もしそうでない場合は、舌の筋力を鍛えた方がよいでしょう。言葉を話す際にも舌の動きは不可欠なので、舌の筋肉を鍛えることは、滑舌トレーニングにつながります。「あいうべ体操」「ベロ回し体操」「ベロ体操」いろいろな舌の筋肉を鍛えるトレーニングがありますので、試してみてはいかがでしょうか?こちらのベロ体操は、滑舌をよくするだけでなく、咀嚼力の向上、ほうれい線や二重顎の改善にもなるそうなのでとってもおすすめです!
舌を鍛えるトレーニング法のひとつとして、ガムを使った子どものガムトレーニングというのもありました。①ガムをしっかり唇を閉じた状態で、左右の歯で均等に噛んでいきます。口を開けてくちゃくちゃはNG②噛んで柔らかくなったガムを、舌を使いながらキレイな丸を作っていきます③舌の中央にガムを乗せて、上顎の真ん中に3秒間押しつけ、薄く広げていきます④舌でガムを上顎に押しつけたまま、ツバか少量の水を飲み込みます。これが三角形に伸びていれば成功!だそうです。ガムトレーニングが難しくても、ガムを味がなくなるまで噛み続けることで、鼻呼吸の練習にもなります(口呼吸は健康にもよくありません)ので、ガムトレーニングぜひやってみてくださいね。
マスク生活で心配な滑舌を鍛える、子どもの滑舌トレーニングとしておすすめな取り組み「よくかんで食べる・早口言葉・吹くおもちゃ遊び・舌の体操・ガムトレーニング」を紹介しました。こちらの滑舌トレーニングは子どもだけでなく、大人にももちろん効果があります。どれか気が向いたものから、ぜひ子どもたちとやってみてくださいね!