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親子で歌おう!歌いつぎたい日本の童謡「靴がなる」

  • 2020

今回はお子さんと一緒に歌える童謡の中から、「靴がなる」を紹介します。子どもたちが手をつないで、楽しそうに散歩している情景が浮かんできますね。

大正8年に刊行された雑誌「少女号」で初めて発表されたそうです。せっかくの晴れの日は、お子さんと手をつないでお散歩に出かけたいですね!

「靴がなる」とは


「靴がなる」とは清水かつら作曲、弘田龍太郎作曲による日本の童謡です。

上述のように、大正8年に刊行された雑誌「少女号」で初めて発表され、2007年には「日本の歌百選」にも選ばれました。子供の頃に誰しもが歌う、長年愛されている曲ですね。

みんなで手をつないで行く、楽しい遠足の様子を歌っているそうです。子どもたちのうれしそうな顔や、青空と明るい日差しが思い浮かぶような歌詞ですね。

歌詞紹介


お手(てて)つないで 野道を行(ゆ)けば
みんな可愛(かわ)い 小鳥になつて
歌をうたへば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

花をつんでは お頭(つむ)にさせば
みんな可愛(かわ)い うさぎになつて
はねて踊れば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

歌詞紹介について、以下のサイトを参考にさせて頂きました。

ふるさとを愛した童謡詩人 清水かつら 「靴がなる」に謎はない

世界の民謡・童謡「靴が鳴る」

子どもたちのはずむ心を、野原であそぶ小鳥やうさぎに例えて表現していますね。楽しそうにはしゃいでいる子どもたちの様子が伝わってきます。

歌詞が書かれた大正時代は、西洋文化が入ってきてから間もない時代です。まだ着物や草履が一般的な時代に、あえて「靴」を選んだのは、長く歌いつがれるようにという思いがあったからだそうです。

西洋文化とふれることによって、日本が未来に向かって拓けていく、明るく進歩的なイメージも反映されたのかもしれませんね。

靴を履くことが当たり前の現代ですが、それでも、新しい靴をはいて出かけるときは、なんとなく心がウキウキとするものです。子どもたちも新品の靴は大好きですものね。現代と比べ当時の子どもたちにとって、靴をはいて出かけるということは、今よりもっと新鮮な経験だったのかもしれません。

歌詞について調べたところ、難しい解釈をしているケースもありましたが、個人的には、楽しい遠足に心おどらせる、子どもたちの無垢な心を歌ったものであると思います。

当時に比べ、身近な自然が失われつつある現代ですが、それでも公園やちょっとした散歩道などを散歩するだけでも楽しいものですね!晴れた日には、ぜひお子さんと手をつないでお出かけしてください。

親子で歌いつごう 日本の歌百選

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