26Jul
「またやってるの?」「何度いったらわかるの?」子どもが言われたことをいつまでもできないとついイラっときてしまいますよね。この子に学習能力はあるのかしらと心配になつことも。ここでは何度注意しても同じことを繰り返してちょっとお困りのあなたに少しでも注意する回数が減るコツをお伝えします。
注意すればいいというものでもない!?
何度言ってもわからないならわかるまで言い続けるしかない。こんな風にあきらめていませんか?それだといつも注意される子どもも、注意し続ける親も辛いですよね。例えば、「おもちゃを片づけなさい」と何度言っても上手に片づけられない時。「何で片づけられないの?」「早く片付けてよ」と声を荒げたと事で逆効果。なぜなら子どもは、耳から入る言葉をイメージする事がまだ難しいからです。「おもちゃを片づけなさい」と何百回言うよりも、おもちゃ箱に車や人形などの写真(イラスト)のシールを貼り、視覚的に一瞬で分かる工夫が必要です。そうすると、こちらも「人形はどこかな?」と声をかければ、子どもが自分で探して片づける事ができます。
何度言ってもできないということは、具体的なやり方がわかっていない事が非常に多いのです。こういう時は、「視覚的に訴えるならどうするといいかな」と考える習慣をつけると、よりよいアプローチができます。