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お弁当持って子どもと出かけたい!傷みにくい&食中毒予防のお弁当づくりのポイント
これから迎える梅雨時期や夏場など、お弁当持参で子どもといっしょにお出かけしたいですが、傷みや食中毒が気になる方は多いのではないでしょうか。
でもでも、普段の公園遊びなどの際にもお弁当を持参し、いっしょにお弁当を広げ、子どもは帰りの車やベビーカーでお昼寝しながらそのまま帰宅…といった際にもお弁当はほんとに役立ちます。お弁当、普段から作りたいですよね。
そこで今回は、傷みにくいお弁当、かつ食中毒予防を考えたお弁当づくりで気をつけたいことを解説します!
傷みにくいお弁当づくりのためにも、調理前や調理中にも衛生手洗いや、まな板や包丁などの調理器具や弁当箱など、除菌や消毒を心がけましょう。熱湯や漂白剤、乾燥機や天日干しなど方法は色々とあります。生肉を扱う際手袋やビニール袋を活用したり、牛乳パックをひらいたものをまな板がわりにして使い捨てにしたりするなど、手間をかけずに調理できるようにするのもおすすめですね。
トマトやいちごなど、お弁当に入れる際、ヘタ付きの方が彩りや見た目もいいし、子どもも喜ぶと思いますよね。ただ、ヘタには細菌が多くついていますので、ヘタが付いたまま洗うことでヘタの細菌を食材全体に広げてしまうことになります。お弁当に使うとき以外でも、普段からトマトやいちごなどを洗う場合はヘタを取ってから洗うようにしましょう。
お友だちに以前教えてもらったのですが、葉っぱの形をしたピックというのがあるみたいですので、彩りとかが気になるときはそういったグッズを使うのもおすすめです!
食中毒の予防を考えると、卵や肉など、必ず食材の中心まで火が通るように調理しましょう。肉は薄切り肉を使うのがよいですね。食中毒が気になる時期、缶詰を使うのも衛生面で安心です。ハムなども必ず加熱して使うようにしましょう。
サンドイッチなどを弁当に入れる場合は、前日に作っておいて冷凍しておき、そのまま弁当に詰めて食べる頃に解凍されるようにするのもおすすめです。
食材から出る水分は、お弁当が傷む原因になってしまいます。傷みにくいお弁当作りのポイントとして、煮物などをお弁当に使う場合はしっかり水気を切り、水気の出やすい野菜は調理法を工夫するようにしましょう。たとえばゆで野菜の和え物にする場合、和える調味料の中にかつおぶしやすりごまなど、水分を吸いやすい食材を使うのがおすすめです。とろろ昆布やふりかけなどもよいですね!
食中毒予防のためにも、調理の際、加熱後は手で食材を触らないような調理法を心がけましょう。加熱調理した食材に直接手を触れると、再び菌をつけてしまうことになります。あらかじめ食べやすい大きさに切っておいてから加熱調理し、混ぜ合わせたり詰めたりする際にも菜箸を使いましょう。おにぎりを作るのもラップがよいですね。
梅干しの果肉や酢などには、菌の増殖をおさえる働きがありますので、食中毒が気になる時期の弁当づくりにもぴったりの食材・調味料ですね。
ピクルスやマリネなど、水気を切ってから入れるのもよいですし、お弁当箱を酢で湿らせたペーパータオルで拭く方法、お米を炊く際に小さじ1程度の酢をいっしょに入れて炊くというやり方も、傷みにくい弁当づくりにはぴったりだそうです!
梅干しに関していうと、日の丸弁当やうめぼしを中心にボンと入れたおにぎりを連想してしまうのですが、梅干しが触れている部分のみしか効果がなさそうですので、できれば混ぜたり、いっしょに炊き込んだりして食材全体に行き渡るように使うのがよいでしょう。
傷みにくく、かつ食中毒予防のお弁当作りのためにも、ご飯やおかずは完全に冷めてから詰め合わせましょう。お弁当内に蒸気がこもることで、細菌が繁殖しやすい温度や湿度を生み出すことになってしまいます。保冷剤や保冷バッグは皆さんされてらっしゃると思いますが、最近はお弁当箱自体に保冷剤が入っているものもありますので、そういう容器を使うのもよいですね!
作り置きおかずをお弁当に使う際のルールとして、当日にあつあつになるまで再加熱すれば、梅雨時期や暑い時期でもお弁当に詰めるのはOKです。ただし、冷蔵おかずは24時間以内(酢を使ったものや乾物を使ったふりかけ等は冷蔵で2.3日以内)、冷凍したおかずは調理日を含め1週間以内に使い切りましょう。
これからの梅雨時期や夏場に向けて、傷みにくいお弁当、かつ食中毒予防を考えたお弁当づくりで気をつけたいことを解説しました。お弁当を作ってお出かけして、子どもも大人も思い切り遊びましょう!