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まんまーれ

お子さんと読みたい、林明子さんのおすすめ絵本作品【後編】

  • 2022

前編に引き続き、お子さんとぜひ読んでほしい、林明子さんのおすすめ絵本【後編】を紹介していきます。林明子さん作・絵の絵本、林明子さん絵によるものなどありますが、どれも素晴らしく、心がふわりとゆるまるような絵本ばかりで、私的にも大好きな作品だらけですね。

後編では、絵本を3冊「とん ことり」「おふろだいすき」「こんとあき」、幼年童話「はじめてのキャンプ」を紹介します!

とん ことり

私も娘もとても大好きなおすすめの作品で、筒井頼子さん作、林明子さん絵になります。かなえは、お父さんお母さんと、山の見える街に引っ越ししてきました。これからここで暮らすんだ…何もかもが知らないものだらけ。そんなかなえに、「とん ことり」すみれ、つぎはたんぽぽ、その次には手紙のプレゼントが郵便受けに届きます。

「とん ことり」がきっかけで、はじめてできたお友だちに、かなえは初めて笑顔を見せるのがとても印象的です。やっぱり、お手紙にも出てくるように「ともだちはいいです とてもうれしいです」ね!

おふろだいすき

まこちゃんはおふろが大好きです。いつもおふろに入る時は、アヒルのプッカを連れていきます。「ぼくはひとりだって、じょうずにあらえる」うで、かた、むね、おなかとじょうずにゴシゴシ洗っていきます。すると、プッカがプク…プク…プク…「まこちゃん、おふろのそこに、おおきなかめがいますよ。」なんとおおきなかめがでてきました!かめだけでは終わりません。ペンギンが2匹、オットセイ、かば、最後にはなんとくじらまでも。オットセイがつくるシャボン玉、かばをごしごし洗い、くじらのシャワー…

なんて素敵なおふろの時間なのでしょう。おうちのおふろから、どこまでも想像力が広がっていく、松岡享子さん作、林明子さん絵によるおすすめ絵本です。

こんとあき

林明子さん作になります。きつねのぬいぐるみである「こん」は、あかちゃん(あき)のおもりをおばあちゃんから頼まれ、さきゅうまち(砂丘町)からやってきました。あきはこんといっしょに過ごすうちに、どんどん大きくなります。でも、こんはだんだん古くなってきました。あるひ、こんの腕がほころびてしまいます。そこで、こんとあきは、さきゅうまちにあるおばあちゃんちに、こんの腕を直してもらうために電車の旅へ出かけます!駅弁を買いに途中下車したところ、こんのしっぽがドアにはさまり、ぺちゃんこに…こんとあきは、おばあちゃんちに着けるのでしょうか?

いつも同じ時を過ごしてきたこんとあきの絆が感じられると同時に、描写がとってもほほえましく、こころ温まるおすすめ絵本ですね!

はじめてのキャンプ

こちらは林明子さん作の幼年童話になります(お子さんに読むなら4歳から、自分で読むなら小学校低学年から)。ちっちゃい女の子のなほちゃんが、おとなりのともこおばさんのおうちに遊びに行くと、大きい子たちがキャンプに行く話になっていました。なほちゃんは「わたしも いく!」。はじめは「ちっちゃいこは だめ!(重い荷物を持って歩けないし、ちっちゃい子はすぐ泣くし…)」大きい子たちから反対されますが、わたしはできる!と、最後におばさんとも「わたし くらいそとに ひとりで おしっこに いける!」と約束して、行けることになりました!

なほちゃんは、大きい子たちに負けないよう、重い荷物をしょって歩き、とっても大きなまき(枯れ木ですね!)を拾い、めげずに頑張ります。寝る前におばさんからテントでこわいお話をきき、みんなが寝ているときに、おしっこに行きたくなります。ちょっとこわい思いもしましたが、なほちゃんは、がんばって、ひとりでおしっこに行けました!なほちゃんがキャンプを通して成長していく姿には、読んでいる私たちも嬉しくなります。ぜひお子さんといっしょに、お子さん1人でも読んでいただきたいなと思います。

まとめ

お子さんと読みたい、林明子さんのおすすめ絵本作品【後編】でした。他にも多数、林明子さんの絵本はありますので、ぜひ色々な作品を読んでいただけたらと思います。お子さんと絵本にしたしんで、心豊かな時間を味わってくださいね!

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