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親子で歌おう!歌いつぎたい日本の童謡「手のひらを太陽に」

  • 2016
手のひらを太陽に

いよいよ本格的な夏が近づいてきましたね。今回はお子さんと一緒に歌える童謡の中から、「手のひらを太陽に」を紹介します。生きる喜びを歌った前向きな歌詞に、力が湧いてくる一曲です。元気いっぱいの歌詞に、子供たちだけでなく、大人も勇気づけられますね。

作詞はなんと、「アンパンマン」の作者で有名なやなせたかしさん、作曲は、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~の出だしでおなじみの「ゲゲゲの鬼太郎」のオープニングソングや、「見上げてごらん夜の星を」で有名な、いずみたくさんです。すごいコンビですね!真夏の日差しを楽しみながら、元気よく歌いたい一曲です。

 

「手のひらを太陽に」とは


 

「手のひらを太陽に」はやなせたかし作曲、いずみたく作詞による日本の童謡で、「日本の歌百選」にも選ばれています。

昭和36年の発表後、翌年にはNHK「みんなのうた」で放送されるようになりました。当時のアニメーションは、やなせさん本人が担当したそうです。昭和44年には音楽の教科書に掲載され、全国的に知られる曲になりました。小学校の音楽の授業で、歌った方も多いと思います。

 

歌詞紹介


「手のひらを太陽に」作詞:やなせたかし 作曲:いずみたく

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
トンボだって カエルだって
ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
スズメだって イナゴだって
カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

 

歌詞紹介について、以下のサイトを参考にさせて頂きました。

cakes 『やなせたかし——「困ったときのやなせさん」の絶望と転機』

 

誰にでもわかりやすい言葉で、生あることの肯定感を表現した、印象的な歌詞ですね。「まっかに流れる 僕の血潮」とあるように、自己の肉体的な生を自覚することによって、精神的な生に目覚めるような内容になっています。快活なメロディも、生の喜びをよく表現していると思います。

この歌詞を書いた当時、漫画家として行き詰っていたやなせさんは、精神的に苦しい時期だったそうです。そんなある冬の日に、かじかむ手を懐中電灯の灯りで温めていると、灯りに照らされて、手のひらを流れる真っ赤な血が透けて見えたことから、「こんなに真っ赤な血が元気に流れているのに、僕はまだ死んではいけない」と、この歌詞を思いついたそうです。

1番の歌詞で「かなしいんだ」、2番の歌詞で「うれしいんだ」とくるのも、やなせさんの人生観が表れているように思います。人は誰しも、悲しみを遠ざけて生きていたいものですが、生まれ生きるということは、もはやすでに悲しいことも含んでいる。しかし、その悲しみさえも、生ある人間でしか教授しえない喜びであると、考えたのではないでしょうか。あるいは、悲しみの後には必ず喜びがやってくるんだよという、メッセージを込めたのかもしれませんね。

明るく前向きな歌詞、楽しいメロディが子供たちにピッタリの名曲ですが、大人である私たちにも、落ち込んだりへこたれそうなときに、元気をくれますね。子供たちが大人になった時、この曲に励まされることがあるかもしれません。ぜひ親子で元気よく、一緒に歌ってみてくださいね!

 


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